「アメリカとドナルド・トランプを助けて」イーロン・マスクの4歳の息子X君、父親へのビデオメッセージが話題に
*この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 テスラとスペースXの創設者イーロン・マスクがシェアした動画の中で、4歳半の息子が父親に対し、政治的な野望を追い続け、アメリカの新しい大統領を助けるよう励ましている。 【動画】車の後部座席から父イーロン・マスクに語りかける4歳のX君 イーロン・マスクは自身の4歳半の息子が父親に政治的な野望を追い続けるよう励ましたことをシェアした。12月9日、テスラCEOのイーロン・マスクは、2022年に買収したX(旧Twitter)で、彼の最年少の息子であるX Æ A-12(改名後はX)との動画を投稿した。息子は母親である歌手グライムスとの間に生まれた子どもで、車の後部座席に座り、「アメリカを救って、ドナルド・トランプを助けて」と父親に語りかけた。この発言は、カメラの向こうのイーロン・マスクを思わず笑顔にさせた様子で、息子の言葉に対する反応が注目を集めている。イーロン・マスクは、昨年11月に再選されたドナルド・トランプの強力な支持者であり、トランプは勝利後、イーロン・マスクを「政府効率化省」の新たな大臣に任命する意向を発表した。 この1年間、テスラとスペースXの創設者イーロン・マスクはトランプ一家との距離を縮め、現在では大統領の側近の一員となっている。一方で、彼は元パートナーのグライムスとの関係は冷え込んでおり、グライムスはイーロン・マスクが子どもたちに会うことを妨げていると非難している。元カップルには、X(以前はX Æ A-12)、Y、タウという3人の子どもがいる。イーロン・マスクには他にも複数の結婚から9人の子どもがいる。
お気に入りの子ども
1年前、グライムスは元夫に対して法的措置をとり、イーロン・マスクの「お気に入りの子ども」というニックネームを持つ末っ子のXに会わせてくれるよう、SNSを通じて懇願した。今年11月末、彼女は再びイーロン・マスクの行動を非難し、ここ数ヶ月の彼の変貌ぶりと無神経さを指摘した。カナダ出身の歌手は、子どもたちの親権争いがほぼ自分を破産させるところまで追い込み、元夫と同じように弁護を行うことができなかったこと、そして子どもたちに会えなくなる恐怖や絶え間ないストレスが自身の精神状態に悪影響を及ぼしたことを告白した。「子どもたちを失う恐怖にさらされながら、彼らのために戦うことは、創造的な考えを生み出すことにはつながらない」と彼女は記している。 text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi