【春高バレー】親子で日本代表・秋本美空 徹底マークにあい初戦敗退 自己評価は「0点」
◇全日本バレーボール高等学校選手権大会 女子1回戦 熊本信愛女学院2-0共栄学園(4日、東京体育館) 【画像】バレー元日本代表・大友愛 娘の日本代表入りを祝福「たくさんの経験をさせていただいて心技体成長してね」 4年ぶりに1回戦から観客を入れて行われた春高バレー。前回大会ベスト8の東京代表の共栄学園で出場したのは、高校生ながら日本代表に選出された秋本美空選手(2年)です。 母親はロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんで、身長は184センチと親子で日本代表の逸材です。 試合は第1セット。徹底マークにあった秋本選手が本来の持ち味を十分に発揮できない展開が続きます。それでもブロックアウトなどで得点を重ねますが、接戦の末に、熊本信愛が第1セットを奪います。 続く第2セットも、奪われたら奪い返す激しい展開になります。秋本選手が長身を生かしてブロックを決めると、熊本信愛のエース・南咲良選手がスパイクで得点。両校の応援団も大きな盛り上がりを見せます。 それでも最後まで秋本選手の徹底マークを貫いた熊本信愛がこのセットを奪い、ストレートで勝利しました。 1回戦で姿を消すこととなった秋本選手は試合後「自分が決められなくて負けてしまった部分があると思うので悔しいです」と話すと、今日の出来については「0点です」と厳しい表情を見せました。それでも1年後の春高については「自分自身成長してここに戻ってこられたら」と話し、リベンジを誓っています。