わが家では3日に1回は「シーツ」や「布団カバー」のみで洗濯を回します。先日遊びに来たママ友に話したら「うちは2週間に1回…」と言っていましたが、みんなそんなものなのでしょうか?
夜に入浴してから布団に入る人なら、「清潔な状態で使用している寝具をそれほど頻繁に洗濯しなくてもよいのでは?」と思うこともあるでしょう。 しかし、人は寝ている間に思っている以上の量の汗をかいていることを考えると、こまめに洗濯したいと思う人もいるはずです。 本記事では、シーツや布団カバーの平均的な洗濯頻度をご紹介するとともに、3日に1回洗濯した場合にかかるコストや、清潔に保ちながら使うコツなどもまとめています。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
シーツや布団カバーの平均的な洗濯頻度は?
シーツや布団カバーの洗濯頻度には個人差があります。 株式会社ホンダが2022年に実施した「シーツを洗う頻度」に関するアンケート調査の結果によると、最も多かった回答が「1週間」の31.7%、次いで「2~3週間」の23.0%、「1ヶ月」の20.6%でした。「2~3日」と答えた人の割合は6.4%ということなので、今回の「3日に1回は洗濯する」という事例は少数派といえるでしょう。 シーツや布団カバーの洗濯頻度として望ましいといわれているのは「1週間に1回程度」です。人は一晩寝ている間にコップ1杯分くらいの量の汗をかくといわれているため、本来であれば毎日洗った方が気持ちよく眠れるでしょう。しかし、シーツや布団カバーは干す場所も必要になるため、天気の悪い日などは難しいと考えられます。 そのため「夏は週に1回、冬は2週に1回程度」とすることが推奨されています。
シーツや布団カバーを3日に1回洗濯した場合のコスト
シーツや布団カバーを3日に1回洗濯した場合にかかるコストを計算し、2週間に1回洗濯した場合と比較してみましょう。今回は、衣服の洗濯を1日1回したうえで、3日に1回は洗濯の回数が1回増えるとして計算していきます。 あるドラム式洗濯乾燥機(洗濯容量11キログラム)を例に挙げると、標準使用水量が約75リットル、洗濯1回当たりの水道代は約19.7円になります。消費電力量は約75ワットアワー、洗濯1回当たりの電気代は約2.3円です。 水道代と電気代を合計すると、1回の洗濯には約22円の水道光熱費がかかることになります。衣類を1日1回洗濯し、さらに3日に1回(月10回)シーツと布団カバーを洗濯した場合、1ヶ月(30日)にかかる水道光熱費は約880円です。一方、シーツと布団カバーの洗濯を2週に1回(月2回)にした場合は約700円で済みます。