シメオネ＆久保建英(C)Getty Images

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、レアル・ソシエダMF久保建英を特別視しているのかもしれない。 【動画】久保建英がカットインから見せ場！ アトレティコは6日のラ・リーガ第9節、アウェーでのレアル・ソシエダ戦を1-1で引き分けた。開始1分にFWフリアン・アルバレスが先制点を奪ったが、その後ソシエダの攻勢に遭い、84分にMFルカ・スチッチに同点弾を決められている。 終始攻勢を仕掛けたソシエダでは久保が4-3-3の右ウィングとして躍動したが、シメオネ監督は試合直前、この日本人選手に対して警戒感を表していた。 試合直前、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督とともにスペイン『DAZN』とのインタビューに応じたシメオネ監督は、ソシエダにの使用システムについて触れた際、久保の名前を強調したのだった。 「私はソシエダが4-3-3でプレーすると予想している。敬意を持って言わせてもらうが、今季のソシエダが最も良いプレーを見せたのは、4-3-3を使用していたときだ。何よりも右に開いて、深みを取るクボがね」 「しかし（前試合の）ベンフィカ戦では同様にディ・マリアを警戒していたが、彼らは5-3-2を使ってディ・マリアを中に入れてきた（笑）。だから、どんなシステムに対応できるよう用意をしているよ」 シメオネ監督は過去、久保が在籍していたマジョルカとの試合後（2020年7月）に「何よりも（久保のプレーする）右サイドが素晴らしかった」と語り、また2023年10月の試合後には「私たちはクボたちをうまく抑え込んだ」と発言していた。同指揮官は基本的に相手選手の名前を口にしないが、過去に逆転ゴールを決められたこともある「クボ」の名前や存在には何度となく言及している。