【ボートレース】地力断然の末永和也がV戦線をリード…芦屋ルーキーシリーズ23日開幕
ボートレース芦屋で23日から「ルーキーシリーズ第20戦 スカパー!・JLCカップ」が開幕する。G1覇者の末永和也とG2覇者の佐々木完太の特別戦優勝歴のある2人が優勝戦線をリード。今年のルーキー戦線で躍進する藤原碧生、飛田江己には勢いがある。原田才一郎、中亮太の122期コンビを筆頭に、フレッシュルーキーの浦野海、富田恕生ら地元勢も力が入る。期待の若手がしのぎを削る目が離せない6日間だ。 昨年の芦屋ルーキーシリーズを圧倒的な内容で制した末永は、今節唯一のG1覇者と地力断然だ。11月まるがめ周年で優出と好リズム。昨年は追加参戦のためドリームから漏れていたが、今年は優勝候補筆頭として1号艇を任されたDRから主導権を渡さずぶっちぎる。 G2優勝歴のある佐々木も格上の存在と言える。素早く機力を仕上げてくる原田は11月福岡の18戦で今年初V。藤原は5、9、13戦、飛田は14、17戦で優勝と今年のルーキーシリーズで複数の優勝歴がある。 木谷賢太と大沢風葵は現在A2ながら、1月からのA1復帰を決めている。対照的に、F2で大きく勝率を下げた中村泰平や地元の中を始め、石原翼、前田翔、砂長知輝は悔しい降格。半年でのA1復帰に燃えているはずだ。いずれも実力は確かなだけに、優勝戦線に絡んでくる。
報知新聞社