干支「ヘビ」の焼き物づくりピーク 福袋や小判あしらい2万個を出荷へ 鯖江市の障害者就労支援施設
福井テレビ
新年を迎える準備が進んでいます。鯖江市内の福祉施設では、2025年の干支「ヘビ」にちなんだ焼き物づくりがピークを迎えています。 丸みを帯びたかわいらしい「ヘビ」に福袋に小判といった縁起物をあしらった焼き物は、鯖江市にある障害者就労支援施設「光道園ライトワークセンター」の利用者らが手作りしたものです。 作業場では、利用者が石膏の型に流しこまれた粘土を取り出す作業や、専用の道具を使って表面を磨く作業が行われていました。 この施設では20年ほど前から干支の置物を作っていて、今シーズンも6月頃から制作を開始しました。4種類のデザインで1万5000~2万個ほどの出荷を見込んでいます。 目の不自由な利用者は、長年の経験で培った手の感覚を頼りに繊細な作業を進めていました。 焼き物は「光道園ライトワークセンター」のほか道の駅「西山公園」などでも販売しています。
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