今季でリヴァプールとの契約が満了を迎えるサラー「まだクラブに残るオファーは受け取っていない」
エジプト代表FWモハメド・サラーに、リヴァプールからの契約延長オファーは届いていないようだ。25日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。 現在32歳のサラーは、母国エジプトのアラブ・コントラクターズでプロキャリアをスタート。バーゼルでのプレーを経て、2014年にチェルシーへと加入した。しかし、プレミアリーグ初挑戦時には満足な出場機会を与えられず、その後はフィオレンティーナとローマでプレー。2017年から所属するリヴァプールでは在籍1年目からチームのエースとして活躍し、プレミアリーグ最優秀選手賞や3度のリーグ得点王に輝くなど世界的なストライカーへと成長。今シーズンもここまで公式戦18試合出場12ゴール10アシストを記録している。 24日に行われたサウサンプトン戦での得点により、今季のプレミアリーグ得点数を「10」に積み上げたサラー。未だ衰え知らずなパフォーマンスを披露する32歳のストライカーは、リヴァプールとの現行契約が2025年6月で満了を迎える。 そんななか、試合後にサラーが自身の去就について言及。「もうすぐ12月になるが、まだクラブに残るオファーは受け取っていない」と明かしつつ、オファーを受け取っていないことに失望しているかと問われると、「もちろんそうだ」と回答した。 また、「すぐに引退するつもりはない」と述べながら、「ただプレーしてシーズンに集中する。プレミアリーグで優勝して、できればチャンピオンズリーグでも優勝したい」とコメント。続けて、「僕が長年このクラブに在籍していることはみんなも知っているだろう。このようなクラブは他にない。僕はファンを愛している。ファンも僕を愛している。結局、それは僕やファンの手にかかっているわけではないんだ。様子を見てみよう」とリヴァプール残留への想いを語っている。
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