石川県、2次避難後の支援説明 約100人参加
石川県は11日、能登半島地震で旅館やホテルへ2次避難している被災者向けに、避難先を出た後の県の支援制度に関する説明会を加賀市片の山津地区で開き、珠洲市などから避難中の約100人が参加した。参加者は、賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設住宅」や仮設住宅への入居方法について、県職員らに質問していた。 温泉街のある片山津地区は、約500人が避難している。珠洲市の美容師大畑満子さん(65)は「地震が怖くて戻るのをやめようと思ったけど、やっぱり珠洲で美容師をしたい」と話した。 一方、輪島市から避難中の60代の男性は「(2次避難先に滞在できる)期限を延長してほしいのが本音」と語った。