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サヨナラ伝説名馬。ディープインパクトは引退後も凄かった……生涯種付け料400億円越え

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 種付け料も、最初から当時の日本で繋養される種牡馬としては最高額となる1200万円。最終的には4000万円にまでアップして、昨年は197頭に種付けを行い、例年平均して200頭前後に種付けしていた。もちろん種付け料は、ランキング1位。2位のロードカナロアがアーモンドアイなどの活躍で急上昇しているとはいえ1500万円。3位のハーツクライが800万円というから、いかに偉大な種牡馬だったかが分かろうというものだ。種付け料だけで生涯400億円以上を稼ぎ出した計算になる。  そんなディープインパクトに異変が起こったのは今年4月。例年通りに2月の種付けシーズン開始から20頭前後に交配を行ったが、3月に入って首を痛めたため「大事を取って」種付けを中止。今後は来年に備えて専門家の治療を受けながら療養する、とされていたが、病状は思った以上に重篤だったようだ。もともと種付けには危険がつきもので、人気種牡馬にもなると交配数は年間200頭を超えるため、危険度が増す。17歳は人間にたとえると52、3歳。サラブレッドの寿命は戦後初の3冠馬シンザンのように35歳まで生きた馬もいるが、一般的に25歳前後と言われ、種牡馬の種付け年齢は18歳がひとつの目安となる。その理由として「シンジケートを組む際に18歳まで馬の生命保険に入ることができる」という。その気になる保険金については「100億円ぐらい入ってくるのでは」という関係者の証言もある。死してもディープインパクトは衝撃を残してくれた。  さてディープインパクトの物語には続きがある。後継種牡馬キズナの産駒が早くもG3函館2歳ステークスを制覇。さらに“空飛ぶ走り”の血を受け継ぐフィエールマン、ロジャーバローズは、10月の仏G1凱旋門賞に参戦し、父の果たせなかった夢に挑む。特に社台SSが「父にそっくり」という昨年の菊花賞馬フィエールマンに大きな期待が寄せられている。  (文責・山本智行/スポーツライター)

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