西武は零封負けで泥沼の7連敗 松本航が八回途中まで5安打2失点の好投も打線が見殺し
(パ・リーグ、ロッテ2―0西武、4回戦、ロッテ4勝、17日、ゾゾマリン)先発した西武・松本航投手(27)は、走者を背負いながらも要所を締める粘りの投球で試合を作った。 【写真】西武の本拠地・ベルーナドームの1億円看板が右翼から左翼へコンバート。佐藤龍世の一言がきっかけに 「(ロッテは)思い切りの良い打者がたくさんいて、長打があるバッターが中軸を含めて多い。しっかり1個ずつアウトを取っていけるように投げたい」 そう意気込んで上がった中9日のマウンドだったが、ロッテ打線に立ち上がりにつかまった。一回1死から2番・岡に中前打を浴びると1死一、二塁から山口に先制の中前適時打を許した。その後も走者を背負う展開が続いたが、なんとか踏ん張ってさらなる失点を防いだ。 昨季は開幕ローテーション入りも、夏場に調子を落とし1カ月ほど2軍で調整。20試合の登板で6勝8敗、防御率3・47だった。今季は2度目の登板となった前回7日の日本ハム戦(エスコン)で8回4安打1失点の好投で初白星を手にし「リズムもよくゾーン内でしっかり勝負できた」とうなずいた。 松本は7回1/3を5安打2失点と好投。しかし、打線が沈黙した。チームはこれで7連敗となった。