「ラインを連れ込む走りを心がけています」と話す山崎歩夢

　取手競輪場のモーニング「シン・TIPSTAR杯(F2)」は27日に初日を迎える。4RのA級チャレンジ予選を走る山崎歩夢(19歳・福島=125期)に話を聞いた。 　本デビュー1発目で失格をしてしまった山崎歩夢。その後は復帰戦のルーキーシリーズプラスを優勝するとその後も9戦8勝と大暴れ。噂のルーキーが期待通りの成績を残している。 「今は内容重視のレース。特班を意識していない訳ではないけど、内容に拘りながらできたらいいなって思っています。ラインを連れ込む走りは心がけている」 　強いだけでなく内容も抜群。強すぎる故に後ろが離れてしまうことも多々あるが、基本的には長い距離で勝負。間違いなく将来を代表するスター候補だ。 　そんな山崎の父はG1で9Vを誇る芳仁(45歳・福島=88期)。まだまだ動けるタテ屋さんでつい最近の松戸F1でも強烈な捲りを放っていた。 「もちろん見ていました。メチャクチャ強いですよね。練習での強さですか？　父は練習よりもレースが強い。比べるのは難しいです(笑)」 　芳仁は現在45歳でまだまだバリバリのG1選手。早く父親に追い付いて、親子連係が実現して欲しい。(アオケイ・石濱記者)