今季のディオールのデニムは、カプセルコレクションで決まり──2024年、春の定番デニムを探す
今季のデニムは、ヴィンテージ感に加え、メゾンならではのモダンなデザインも加味。創設者であるクリスチャン・ディオールのヘリテージと共鳴する。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
ヴィンテージ好きも大満足なモードデニム
「ディオール デニム」カプセルコレクションは、デニムへのリスペクトを込めたオリジナルコレクション。シンプルでモダンなデザインのみならず、レーザーやウォッシュ加工を駆使したヴィンテージテイスト、さらに細部にはトラディショナルなアイコンをさり気なく落とし込むなど、メゾンへの敬意も評した丁寧な仕上がり。ヴィンテージ&モード、双方の魅力が詰まったラインナップだ。 ■オーバーシャツ ブラックウォッシュ 上と同デザインだが、こちらは13.5オンスという程よく重みを感じる素材感が魅力。ブラックのコットンツイルを使用し、レーザーの色落ち加工を施したオーバーシャツだ。クラシック感の漂うヴィンテージ風のスタイルでありながら、モダンなムードを兼備した一着。 ■MKII ジャケット 50~60年代のデニムジャケットを彷彿とさせる、2ポケット仕様のデニムジャケット。ウォッシュを施すことで生まれたライトブルーデニムが、素朴でありながらどこかモダンな雰囲気を演出する。さらにレーザー加工による繊細な色落ちも、同ジャケットならではの魅力。背面下部にあしらったディオールのロゴ入りレザーラベルもポイントだ。 ■レギュラーフィットジーンズ ホワイトのコットンツイルを使用したベーシックな5ポケットシルエットに、2000年代のアーカイブから引用した。アイコニックなトップステッチディテールのバックポケットと、モダンで上品な雰囲気を醸すロゴ入りのレザーラベルを装備。ヴィンテージ感のみならず、トレンド感を備えた逸品だ。 ■オーバーシャツ 11オンスというやや薄手のデニム地で仕上げたデニムシャツは、ソフトな肌触りとミディアムブルーウォッシュという、レーザー加工によるインディゴの繊細な色味が特徴。胸元&背面にあしらったディオールのエンボス入りのレザー製ラベルが、ラグジュアリーなムードを引き立てている。 ■クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)