【素敵に年を重ねるコツ・小林聡美さんインタビュー】健康体操とヨガで不調知らず!
突然の、歌手活動。4月、2デイズ4ステージのコンサート開催を発表した小林聡美さん。チャッピー小林という歌手名で、ディープな昭和歌謡を歌いまくるという。もともと、さまざまな趣味や習い事に挑戦してきたし、日々の暮らしや思いを書き連ねたエッセイは大人気。著書もたくさん出している。マイペースに人生を楽しむ、その好奇心と体力の秘密を尋ねてみた。
体を鍛えて喉を鍛えて、チャッピー小林はステージに立つ!
「ステージに立ってずっと歌う、声を出すって、すごく体力を消耗するらしいですね。歌う方はアスリートと同じだって聞いています。でも私は昔から持久力には縁がないですし、マラソン大会とか怠けてばかり。 アスリートって、私から一番遠いものなんです(笑)。ですから今はとりあえず体を鍛えて喉を鍛えて、トレーニングしないと、ですね」 もともと音楽への関心は高かった。20代の頃から趣味としてウクレレやクラリネット、三味線を習っていたことも。 「基本的に、音楽は好きだと思います。でもね、ウクレレは『そういえばやってたなー』という程度ですし、クラリネットもひとりで練習していると、『何が楽しいんだろう?』って、ふと思ったり(笑)。 みんなで合奏するから楽しいのであって、何も目的がないのにひとりで楽器をくわえて練習していて、『これってどうなんだろう?』と。そう思ったら急にやる気が萎えてしまいまして(笑)」 トライ&エラーで終わってしまうこともあったとか。でもここ数年はピアノのレッスンを受け始めたらドハマリし、現在はバッハの曲などを練習中。 「ピアノはね、今のところ、別に目標なんかなくても、『できるところまでやれればいいや』と思いながら気楽にやっています。楽しいです。 でも人に見られていると、途端に下手クソになるんですよ。人前だけじゃなくて、『ここまでできたからスマホで記録しておこう』と動画を撮ろうとカメラをセットすると、それを意識するだけで手が動かなくなるのにはガックリです」