【桐谷健太×影山拓也(IMP.)】ドラマ『Qrosの⼥ スクープという名の狂気』で凸凹コンビの芸能記者役に挑戦!「情報にあふれる時代、自分が何を本物だと思うかヒントが見つかる作品になれば」|JJ
――監督さんからはこうして欲しいというような言葉などはありましたか? 桐谷さん:栗山という人物は過去に自分が出した記事によるトラウマを背負っています。背負っている中でもまだその仕事を続けている。それはやっぱりこの仕事が好きなんだなって。人に引き留められたりなどの外的な要素はあっても、好きとか楽しいというのが無いと続けられないと思うんです。彼の唯一の居場所なのかもしれない。ただ、続けながらも葛藤している。台本の活字だけで見ると哀愁が漂い、ちょっとやさぐれている感じの芝居も出来る人物像で。でも衣装合わせの時にプロデューサーさんや監督さんたちと話したときに、「そこをやさぐれの方向ではなく、その葛藤を表に見せない明るさもある感じでやって頂いたほうがギャップがどんどん出て来る」という話を聞けたので、ぐっとそっちの方向で行くと決められた瞬間でもありましたね。 影山さん:「デコボコしている感じは出せたらいいね」と言って頂けたのでそこを一番意識してやらせて頂いてますね。とにかく最初の方は矢口は明るく、面白く、視聴者の方が突っ込みたくなるような、そういう矢口の味を出せたらいいなと、自分の中で工夫してやらせて頂いてます。
ドラマと同様に良いコンビ感が伝わってくるお2人「距離が縮まった」きっかけも
――お二人の第一印象はいかがでしたか? 桐谷さん:初めて会ったきからめちゃくちゃ礼儀正しいです。ほんとに。すごいなっていうか。僕は大体、先輩や目上の方にお辞儀するときは45度くらいのお辞儀なんですけど、さらに15度! しかもちゃんと大きい声で。それがずっと変わらないです。すごく気持ちのいい人です。 影山さん:僕は初めてお会いしたときは「テレビの人だぁ!」っていうのが一番大きくて、最初は初めましてだった自分からは話しかけられなくて。僕も人見知りするところがあって、撮影を重ねていく中で桐谷さんの方から話しかけてくださって。とても面白い方だなって。僕は緊張しいなんですけども撮影はじまる前まで一緒に話をしてくださって、そこでちょっと緊張がほぐれるような感じはありますね。