【桐谷健太×影山拓也(IMP.)】ドラマ『Qrosの⼥ スクープという名の狂気』で凸凹コンビの芸能記者役に挑戦!「情報にあふれる時代、自分が何を本物だと思うかヒントが見つかる作品になれば」|JJ
――「Qrosの⼥ スクープという名の狂気」は、SNSなどネット社会の問題をテーマにした社会派の作品ですが、ご自身が考えさせられたことや社会への問題提起になるようなところとかありましたか? 桐谷さん:今、特に記者の役とか情報屋の役とか偶然なのか必然なのか近い期間に演じる機会が多いんですけど、時代がそういうテーマにせざるを得ないくらいなのかなと、僕は「衣・食・住・情」くらいになってくるんじゃないかなって。それぐらいすごい量が入ってくるわけですからそこから何を自分が選ぶのか、何をつかむのか、何を本物だと思うのか偽物だと思うのか、そこはもう各個人にゆだねられているというか。僕自身は自分が気持ちいい方をつかみ取って行けばいいと思っているんですが、それも一緒に考えて、楽しんでいけるドラマになればいいなと思って挑んでいるところです。自分の中で何かヒントや答えが見つかるような作品になればなって。 影山さん:僕は原作から読ませてもらって SNSの力ってすごいなって。良い方にも悪い方にも転ぶなっていうのは感じましたし、今回の作品で僕は週刊誌側にいますけど、スマホ一つあれば世の中の人みんなが記者になっているんじゃないかなって思うくらい。嘘か本当かわからないことをSNSに挙げたら一気に拡散して、その人の人生が悪くいく人もいれば良くいくという人もいる。なんとなく今まで僕はスマホとかいじってましたけど、すぐ自分の手元にそういう人の人生を壊してしまうぐらいのものが身近にあるんだなってことをこの作品を読ませてもらって強く感じた部分ではありますね。やはり自分の発信することや言動とかに、改めて責任を持って発信していかなきゃいけないんだなと、より強く感じたところではありますね個人的に。
――芸能記者の仕事についてどういう印象を持ちましたか? 桐谷さん:今回ドラマをやるにあたって元・週刊誌記者の方からも話を聞いてそこをアイデアに台本にしたオリジナルの部分も多々あるので、観ている人が「記者ってこういうこともするんだ!」とかっていう面白さもあると思います。 影山さん:素直に感じたのはすごい睡眠不足になりそうだなと。張り込んでる側はいつターゲットが出て来るかわからないで朝から晩まで日をまたいで張り込みすることもあると思うんですよ、すごく体力使うんだろうなということは感じましたね。