3年前の「輝き」は見えず…冨澤大智の膝に沈んだ三浦孝太 力なき1R失神KOで“キングJr.”の格闘人生は窮地に【RIZIN】
ガチンコの対抗戦を彩るマッチメイクとなった。 12月31日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN DECADE』第1部『雷神番外地』の第4試合で、ブレーキングダウンで研鑽を積んできた冨澤大智(フリー)と三浦孝太(BRAVE)が対戦。RIZINのMMAルール63キロ契約で行われた一戦は、1回KOで冨澤が勝利した。 【動画】冨澤大智の膝を被弾…三浦孝太の失神KOシーンをチェック 日本サッカー界のレジェンドである三浦知良を父持つサラブレットである三浦は悔しき敗戦を喫した。序盤から冨澤の圧力を前に攻め手を模索した中で、中途半端に飛び込んだところに鮮烈な膝蹴りを顎付近に被弾。即座に失神し、力なくリングに沈んだ。 昨年の大みそかで皇治にTKO負けを喫していた三浦。そこから1年ぶりの復帰戦に挑んだが、結果は惨敗。その動きには21年9月のYUSHI戦でサッカーボールキックによる鮮烈なTKO勝ちを収めた輝きは見られなかった。逆に「思い出づくりの奴らと一緒にすんじゃねぇ」と攻めの姿勢を見せた冨澤の気迫は見事だった。 日本サッカーでキングと敬愛されるレジェンドの息子として重宝される時間は、もう過ぎている。実況アナウンサーから「今何している」と叫ばれる状況下で、惨敗と言える内容での3連敗に何を思うのか。 世間の関心を集めてきた“キングJr.”が格闘家人生の岐路に立たされているのは間違いない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】
- 列島震撼のリマッチ決定! 平本蓮vs朝倉未来が来年5月4日に東京ドームでの「THE MATCH2」で電撃開催【RIZIN】
- 無念の失神一本負けに見た「致命的な弱点」 元UFC王者が語った朝倉海の世界戦「技術的に未熟なストライカーはいつもこうする」
- 衝撃の失神一本負け UFC王者にレベルの違いを見せつけられた朝倉海 “無謀な挑戦”での敗因は何だったのか「減量がまずかった」
- 朝倉海に飛んだ「未熟」の指摘 世界の壁を見せつけた王者パントージャが回顧した“勝負の分かれ目”「俺が倒し方を見せた」
- 「金を稼ぎたいと思った」“ロック様“がPRIDE電撃参戦の可能性があった過去を激白「ボコボコにされるのは分かってた」