「大スターだ」サッカーU-23フランス代表でスペイン紙が警戒している人物は?「最後の障壁」と決勝の相手を分析【パリ五輪】
パリ五輪(パリオリンピック)2024男子サッカー競技・決勝、U-23フランス代表対U-23スペイン代表が現地時間8日に行われる。いよいよ決まる男子サッカー競技の優勝国だが、この決戦を前にスペインメディア『アス』が対戦相手であるU-23フランス代表について分析している。 【決勝トーナメント表】パリ五輪 男子サッカー 優勝候補同士の決勝戦となった。フランスは3戦全勝無失点でグループリーグを首位通過。準々決勝ではアルゼンチンに1-0、準決勝ではエジプトに延長戦の末に3-1の勝利を収めて、ホスト国が順当に決勝へ駒を進めてきた。 一方、東京五輪銀メダルのスペインはグループCを2位通過。準々決勝では日本を3-0で下し、準決勝ではモロッコと死闘を繰り広げ、2-1で競り勝っている。1992年のバルセロナ五輪以来の金メダル獲得へあと一つだ。 決勝戦が迫る中、スペイン『アス』が「これが男子サッカー競技の金メダルを目指す上でのライバル・フランスだ」と題して、「フランスはスペインにとって、パリ五輪の男子サッカー競技の最後の障壁だ」などと決勝の相手を紹介している。 ティエリ・アンリ監督が母国開催の五輪で優勝すべく、キリアン・エンバペやアントワーヌ・グリーズマンなどの招集を希望していたが、スター選手の招集が困難だったことを指摘。しかし、それでもここまで上がってきたことを称賛しつつ、準決勝で1ゴール1アシストと活躍したミカエル・オリーズを警戒した。 同メディアは「オリーズは大スターだ」としつつ、「この五輪で彼は6アシスト。エジプトとの対戦では、センターラインから2-1とリードする決定機を演出した。また、3-1とリードを広げるゴールも決めている。ダイナミックな選手で、初速が速く、左足でのクオリティが高い」と評価している。 今回の五輪決勝では、フランスが開催国の維持を見せるか、それとも若き無敵艦隊が金メダルを獲得するのか。
フットボールチャンネル編集部