コロナ5類移行で「義実家帰省のブルー」再び!? 嫁たちのホンネは「行きたくない」が56.7%
コロナ第5類移行後に初めて迎える年末年始。みなさんはどう過ごしますか? 株式会社インテージの調査によると、年末年始の国内旅行や実家帰省の予算は、全体で4万5235円と昨年を9835円上回り、前年比で127.8%と予算は大幅に増加。 【グラフ1~3】嫁たちの帰省ブルー「義実家に行きたくない理由」などグラフでこっそり見る!(出所:ネクストレベル、インテージ) これは2021年と比較すると153.7%という伸び率。感染拡大の不安から解放されて久々に羽を伸ばす予定の家庭も多いのでしょう。 その一方、義実家への帰省を「自粛する理由がなくなった」ことで、3年ぶりの憂鬱なお正月になりそうな女性たちの声も!? 今回は、調査結果を交えながら「年末年始の実家帰省」について考えていきます。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
コロナ自粛から解放!年末年始の帰省や旅行の予定は?
●年末年始の帰省や旅行の予定【グラフ1】 2023年12月25日、株式会社インテージが公表した「年末年始に関する意識と行動」についての調査結果によると、「実家への帰省」は特に男性20~50代、女性40~50代で昨年に比べて増加。 コロナ禍という状況を踏まえ実家への帰省を控えていた人も多かったと思いますが、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、ようやく日常が戻りつつあるこの年末年始。 数年ぶりの「実家」であれば懐かしく嬉しい帰省となりますが、それが「義実家」となると……できれば今年もスルーしたかったのにという本音がチラホラ聞こえてきます。
ぶっちゃけ「義実家への帰省」をどう思ってる?
さて、自粛ムードが明けて、当然のように義実家への帰省が予定に組み込まれてしまいブルーな人もいるでしょう。 株式会社ネクストレベルが義父母と同居ではない既婚女性295名を対象に行った調査では65.8%が「年末年始、義父母の家に帰省する」と回答。帰省期間は「日帰り」がもっとも多く60.3%、ついで1泊(15.5%)、2泊(13.9%)と短め。 ●義実家に行く理由のトップは「なんとなくいかないといけない雰囲気」【グラフ2】 また、義実家へ行く理由のトップは「なんとなく行かないといけない雰囲気」が46.4%、次いで「義父母が孫に会いたがる(36.6%)」「自分の実家にも帰省する手前(33.5%)」「嫁としての義務(32.5%)」と続きます。 せっかく自粛ムードが明けたのに、年末年始は当然のことのように義実家への帰省の予定が組み込まれてしまっている状況。顔を見せに行くのはやむなしとしても、できれば短めに済ませたいと思っている人が多いことがわかります。 1、2泊するいう人は2割にも満たず、「以前は1、2泊していたがコロナ禍以降は日帰りに」という声も。 「なんとなく行かないといけない雰囲気」「義父母が孫に会いたがる」「嫁としての義務」との回答が上位にあがっていることからも、自分としてはあまり乗り気ではないさまがうかがえます。