野茂英雄 日本の殿堂入りでリベンジなるか?
日米を合わせての通算勝利は201勝。ドジャース時代の監督であるトミー・ラソーダは「野茂は日本のジャッキー・ロビンソンである」と、初の黒人選手としてメジャーでプレーした伝説の選手と野茂を重ね合わせていた。野茂が1995年にドジャースと契約して日米に開いた扉の功績を考えれば、資格を得た1年目から選ばれても不思議ではない。アメリカの殿堂入りは成らなかっただけに、なおさら期待が高まる。 なお殿堂入りは、15年以上の経験を持つ野球記者が30人の候補の中から最大7人までを連記投票して75%以上の票を獲得した人が、殿堂入りということになる。殿堂ホールは東京ドームに併設されている野球殿堂博物館内にあり殿堂入り選手は、肖像のレリーフが展示される。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)