鹿児島大学医学部保健学科で出題ミス 追加合格者のうち希望者は今後入学へ
南日本放送
鹿児島大学は5日、去年の医学部保健学科の入試問題で出題ミスがあったと発表しました。追加合格者もいるということで、今後、希望者には入学の手続きが進められます。 (鹿児島大学 有倉巳幸副学長)「深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」 出題ミスがあったのは、鹿児島大学医学部保健学科看護学専攻の学校推薦入試で出された英語の小論文問題です。 問題文に出てくる英単語「eligible」の注釈を「資格のある」とすべきところを、誤って「結束力」と表記していました。 入試問題は大学のホームページに掲載されていて、先月下旬、試験問題を見た人から「訳し方が誤っている」と指摘があり発覚しました。問題文は大学内で作られたもので、ミスの原因は確認中だとしています。 大学が誤った注釈通りに「eligible」を「結束力」と訳した受験生についても正解とする措置をとった結果、不合格者49人のうち、追加合格となる受験生もいるということです。 鹿児島大学は「個人が特定されるおそれがある」として追加合格者の人数を明らかにしていませんが、今月5日までに直接、謝罪したということです。 「追加合格者のうち希望者については入学に向けた手続きをすすめる」としています。
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