民進・増子幹事長「まずは希望と」統一会派で大筋合意 17日に両院議員総会
民進党の増子輝彦(ましこ・てるひこ)幹事長は15日の定例会見で、同日午前に希望の党との統一会派結成で大筋合意がまとまったと明らかにした。17日に予定する両院議員総会を経て最終決定を目指す。
22日召集の通常国会に向けて、「『安倍政治』に対峙しながら、国民生活本位の政治を取り戻す。政権交代な可能な状況をもう一度作るために、まずは希望と国会での対応をともにしていきたい」と語った。「一定の塊がないと十分な対応できない」として、民進党は希望の党、立憲民主党と3党での統一会派を模索してきたが、立憲民主党とは協議が進まなかった。 増子幹事長によると、立憲民主党を先行させることを主張していた小川敏夫参院議員会長は、安保関連法に関して「懸念することがあるので(16日の)常任幹事会で指摘したい」と話していたという。小川会長には立憲民主党には引き続き会派への参加呼びかけを継続すると説明した。 通常国会では「働き方改革」を焦点に挙げ、「働く者の立場に立って、しっかり過労死根絶できるような改革へ力を合わせていきたい」とした。16日に希望の党と働き方改革をめぐって政策協議スタートさせる。