“3つの育”をテーマにした温泉街とつながる宿!? 600年の歴史を誇る「長門湯本温泉」に誕生する複合施設とは
心と体を育むことができる場所
600年の歴史をもつ山口県最古の長門湯本温泉に、「自然育」「食育」「湯育」をテーマにしたリバーフロントの複合施設「SOIL Nagatoyumoto(ソイル ナガトユモト)」が、2025年3月15日に開業します。 【画像】「え...」これが3つの育をテーマにした複合施設の全容です!(16枚)
ソイル ナガトユモトは、施設の中で完結せず、長門湯本のまちや自然環境、地域の人々とつながり交流する機会を作るように設計された“温泉街とつながる宿”です。 同施設で特に注目すべきは、3つの育をテーマに運営される点。自然育では、自然と共生する知恵を学ぶために、1Fのアクティビティセンターを拠点にさまざまなアクティビティを用意。 地元の農家と連携した農業体験や、塩作りなど、長門湯本の文化や自然の価値を深く感じられる多彩なプログラムを展開し、新しい発見と学びを感じることができます。 食育は、薪窯で焼き上げるピザが名物のイタリアンレストラン「TARU」で、地域の生産者と連携しながら、料理を通じてゲストに長門湯本の恵みを感じてもらえるようなメニュー構成を予定。 また、フードロスの削減に向けた取り組みや、シェフとの交流イベントを作るなど、楽しみながら食への学びを深めることができます。 さらに、600年の歴史がある、長門湯本の立ち寄り湯「恩湯」に宿泊客は無料で入り放題。浴槽の真下から温泉が湧き出ており、酸化していない本物の“生の温泉”を味わった後は、6Fに設置された「リバービューサウナ」でリラックスすることが可能です。 湯育では、まちを流れる音信川のせせらぎと美しい景観を眺めながら、心身を整える特別な体験が提供されます。 施設のデザインには、人が集う場所作りや体験設計を得意とする「Puddle Inc.」が担当。内外の空間が曖昧につながることで、心地よい空間作りにこだわったといいます。 地域の豊かな自然や文化、地域資源を活かした体験を通して、子供から大人まですべての人が学びと出会の機会を得られる新しい宿泊施設となるでしょう。
VAGUE編集部