イニエスタ引退試合に4万5725人 盟友・シャビとあうんの呼吸「築いてきたつながりは、プレーしながら思い出すことも」
サッカーのスペイン1部バルセロナ、神戸などで活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(40)が15日、東京・味の素スタジアムで引退試合に臨んだ。バルセロナOBの一員として、宿敵のレアル・マドリードOBとの”ガチンコマッチ”にフル出場。終了間際に左クロスで決勝点を呼び込み、有終の美を飾ったイニエスタは「僕にとって、サッカーは情熱。この情熱を、この時を皆さんと過ごせたことは一生忘れない」と感無量の表情だった。 ◆【写真】イニエスタ引退試合、FCバルセロナレジェンズのイレブン 盟友の元スペイン代表MFシャビとあうんの好連係を披露し、「築いてきたつながりは、プレーしながら思い出すこともあった」とイニエスタ。4万5725人の観客の前で、元ブラジル代表FWリバウド、元アルゼンチン代表FWサビオラらと久々に競演。元スペイン代表GKカシジャス、元ブラジル代表DFロベルトカルロスら豪華メンバーのライバルに対し、スルーパスやトラップ、正確なインサイドパスなど絶品プレーを連発した。 今後について、イニエスタは「指導者ライセンスを取ることも考えている。自分のキャリアがどこに進むか、時間とともに見守りたい」と話した
中日スポーツ