米大統領選、激戦7州有権者の投票行動を探る-異なる経済状況が鍵
住宅の賃貸料も上がっている。2019年終盤以降、ノースカロライナ、ネバダ、アリゾナ各州の賃貸住宅入居者は、大幅に上昇した家賃負担に直面している。
投票所に向かう有権者を動かす要因は数多くある。多くの人にとって、投票行動の決め手となるのは経済問題ではなく、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)、国境警備と移民の問題、外交政策、そして米国の民主主義を巡る状況かもしれない。
しかし、経済を最優先課題としている激戦州の有権者にとっては、最大の争点は全米規模の課題ではなく、地域の課題である可能性が高い。
原題:Uneven Recovery in Swing-State Economies Hangs Over US Election(抜粋)
--取材協力:Christopher Cannon、Allan James Vestal.
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Shawn Donnan, Alexandre Tanzi