【巨人】菅野智之６年ぶり救援登板に大歓声「スガコバ」捕手も小林誠司に代わり３者凡退に抑える
＜セ・CSファイナルステージ：巨人－DeNA＞◇第6戦◇21日◇東京ドーム 大歓声の後押しを受けながら巨人菅野智之投手（35）が、8回のマウンドに上がった。第2戦での先発から中3日、18年10月9日阪神戦以来6年ぶりの中継ぎ登板。捕手も小林誠司に代わり、「スガコバ」で登場した。 【写真】９回表、牧に適時打を浴びガックリの菅野 2－2の同点の場面、初球からエンジン全開。151キロの直球でストライクを取ると、スライダーで空振りを誘い追い込んだ。1ボール挟んで、再びスライダーで投ゴロに打ち取った。 1球投げるたびに球場のボルテージは上がっていったのは、巨人を支える大エースだから。2人目の戸柱はカットボール1球でバットをへし折り二ゴロ。最後は梶原をストライク先行で追い込み、大きく息を吐きだした直後の9球目。152キロの直球で空を切らせた。3者凡退に抑える最高の形で、8回の攻撃につなげた。 ◆菅野の中継ぎ ポストシーズンでは初めて。レギュラーシーズンでは13年10月8日ヤクルト戦（東京ドーム）で4回無失点、18年10月9日の阪神戦（甲子園）で1回無失点。この日は6年ぶり3度目の中継ぎ登板となった。前回までは計5イニングで無失点投球を続けていた。
