記者会見するウインマーベルを管理する深山師（撮影・丹羽敏通）

　スプリンターズS（G1、芝1200メートル、29日＝中山）の出走馬関係者の共同会見が東西トレセンで行われた。 　前走京王杯スプリングC1着から臨むウインマーベルを管理する深山雅史調教師（47）がレースへの意気込みを明かした。 　－今日の追い切りについて 　先週まででしっかり追い込むようなイメージだったので、今週は競馬に疲れを残さないような、無理しない予定でした。あと、前に馬を置いて、この集中力をしっかり切らさず走らせるようなイメージで今日はやりました。動き自体も、コーナーではちょっともう引っ張るような格好で。最後も楽に並んでゴールできたので、いい状態で競馬に臨めるかなと思います。 　－点数としては何点ぐらい 　自分のイメージした通りっていう意味では、もう100点をあげてもいいぐらいですけど、100点っていうのもおこがましいので、95点ぐらいにしておきます。 　－距離について 　以前はちょっとスタート出負け気味なところもあったりして、1400メートルの方が競馬しやすそうな印象はあるんですけれど。1200メートルで負けたときも決してその力負けというよりは、馬場であったり、そういうスタートであったり、枠であったりとか、敗因がしっかりしてるので、条件さえそろえばこの距離でもとは思ってます。 　－天候や枠順といった条件 　天気に関しては良馬場で、枠順は内めの方の枠をできたら引きたいかなと思います。 　－ファンへメッセージを 　G1の舞台で注目していただけるような馬をやらせていただいて、本当はあとは厩舎として満足いく仕上がりもできたかなと思いますので、あとは結果を残すだけだと思いますが、どうか応援していただけるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。