立浪監督の”後任”は…?中日の監督候補に挙がる大物(3)阪神の元監督が“急浮上”!?
2024年シーズンもBクラスに低迷している中日ドラゴンズ。そんな中、指揮官の立浪和義監督が今季限りでの退任を表明した。「ミスタードラゴンズ」でも建て直せなかったチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に、早くも注目が集まっている。そこで今回は、中日の次期監督候補をピックアップする。
矢野燿大
投打:右投右打 身長/体重:181cm/81kg 生年月日:1968年12月6日 経歴:桜宮高 - 東北福祉大 ドラフト:1990年ドラフト2位 中日ドラゴンズのOBという点で考えると、矢野燿大の就任も考えられている。 大阪府の桜宮高から東北福祉大に進み、キャプテンとしてチームを牽引した矢野。4年時の全日本大学野球選手権では準優勝を成し遂げ、ドラフト2位で中日に入団した。 しかし、中日では出番に恵まれない期間が長く、1997年に交換トレードで阪神タイガースへ移籍。 すると、一転して出場機会が増加し、2003年は126試合の出場で打率.328というハイアベレージを残した。 翌年以降も正捕手として長らく活躍し、2010年にユニフォームを脱いだ矢野。2018年に阪神の二軍監督に就任すると、翌2019年からは一軍監督として指揮を執った。 リーグ優勝は果たせなかったものの、2019年からの4年間で若手を積極的に起用。現在のチームの土台を作ったといえる。 若手のさらなる飛躍が急務の中日において、矢野のスタイルがマッチする可能性も大いにあるだろう。
ベースボールチャンネル編集部