【甲子園注目選手リスト】“世代No.1”たちがこぞって聖地にやってくる!センバツ準V右腕、“大型スラッガー四天王”、出場校最速は春夏連覇を狙う健大高崎・石垣の153キロ!
8月4日に第106回全国高等学校野球選手権大会の抽選会が行われる。 今大会は投手、野手ともに世代を代表する選手が出場し、盛り上がりを見せる大会となりそうだ。今回は学年別で世代を代表する選手たちを紹介していきたい。 【一覧】甲子園注目選手リスト 投手ではセンバツ準優勝投手となった今朝丸 裕喜投手(報徳学園=3年)がさらに成長。兵庫大会では、26.2回を投げて、防御率1.03の好成績。完封した明石商との決勝戦ではスカウト計測で151キロとマークしたという。仕上がり良好の世代No.1右腕の投球に期待だ。 198センチ左腕・藤田 琉生投手(東海大相模=3年)は神奈川大会準々決勝の日大藤沢戦で最速148キロ、準決勝の向上戦で最速149キロをマークし、順調に成長を見せている。 関 浩一郎投手(青森山田=3年)はセンバツではベスト8に導いた本格派右腕。青森大会決勝の弘前学院聖愛戦で最速152キロをマークし、球速面で大幅アップ。前評判通りの投球ができるか。 野手ではドラフト上位候補のスラッガーと評価される石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)、高校通算64本塁打のスラッガー・宇野 真仁朗内野手(早稲田実業=3年)、世代屈指の捕手・箱山 遥人捕手(健大高崎=3年)、左の強打者・正林 輝大外野手(神村学園=3年)の4人に注目だ。 石塚は埼玉大会で厳しいマークを受けながらも1本塁打11打点 打率.461を記録し、優勝に貢献した。宇野は木製バットで臨んだ西東京大会では2本塁打8打点を記録し、高い打撃技術が光る。箱山は群馬大会で2本塁打12打点、打率.571と勝負強い打撃をみせ、厳しい群馬大会を勝ち抜く原動力となった。 正林は鹿児島大会で本塁打はなかったものの、打率.450を記録し、バットコントロールの良さは健在だ。 2年生では石垣 元気投手(健大高崎)、福田 拓翔投手(東海大相模)、森 陽樹投手(大阪桐蔭)に注目。石垣は群馬大会決勝戦で最速153キロを計測し、出場校最速投手に躍り出た。どの試合でも150キロオーバーしており、甲子園では155キロを狙う。福田は140キロ後半の速球、130キロ前半のスライダー、フォークのコンビネーションで神奈川大会では16回を投げて4失点の力投。甲子園デビュー戦ではどんな投球を見せるのか。森は大阪大会決勝戦の東海大大阪仰星戦で15奪三振、1失点完投勝利。速球は最速150キロをマークし、順調に成長を見せている。 1年生では和歌山大会で本塁打を放った松本 虎太郎内野手(智辯和歌山)、4番を任される古城 大翔内野手(花巻東)の打撃に注目だ。