日本ハム・新庄剛志監督、去就は「今後の戦い方次第」 「やり返したろと思ったら」続投も、逆に「完全燃焼なら…責任果たしましたってなるかも」
◇8日 楽天2―0日本ハム(楽天モバイルパーク宮城) レギュラーシーズン最終戦を終えた日本ハムの新庄剛志監督は自身の去就について、「それは今後の戦い方次第ですね」と現時点では未定だと強調した。「くぅーってなったら、やり返したろと思ったら、また(来季が)あるし。完全燃焼したら、もう責任を果たしましたってなるかもしれない。一気に消えてしまうってところはある」。自分自身の心の声に従って、2025年の指揮を執るかどうかを決める。 就任3年目の今季、2年連続最下位から一気に2位へ躍進。続投を望むファンの声は耳に届いているが、判断基準はあくまで「自分」だ。「もう僕の人生なんで。好きにやらせてもらいます」ときっぱり。「やりたいことは別にないけど、つくる自信はあるんですよ。そうなった(退任の)場合はまずはゆっくりリフレッシュします」と語った。 現役ラストシーズンとなった2006年は日本一を置き土産に、ユニホームを脱いだ。監督として臨む初のクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がり、日本シリーズで下克上を完遂すれば、「完全燃焼」となる可能性もある。 新庄監督は「今は(本拠地の)エスコンフィールドで日本シリーズをすることしか考えていない。行けなかったらどこで負けても一緒」。集大成となるポストシーズンへ、目を向けた。
中日スポーツ