モツ鍋店が悲鳴「キャベツがないと商売できない」鍋の季節にキャベツが例年の約2倍…1玉380円野菜高騰いつまで? 新米出たのにコメ価格も高騰続く【news23】
農水省は、この夏の天候不順による生育不良が要因で価格が上昇していると分析。 ただ今後は、産地での収穫量が、徐々に平年並みに戻ってきていることから12月中旬から下旬にかけて、価格は落ち着くのではないかとしています。 ■“令和の米騒動” 新米出たのに…「いつ下がるか見通し立たない」 高値が続いているのは、野菜だけではありません。 スーパーさんよう 新妻洋三 社長 「今はちょっと例年より高い。5キロで3500円、3400円。去年だと2500円や2800円、だから500円は上がってる」 この夏、店頭からコメが姿を消した“令和の米騒動”は、9月以降の本格的な新米出荷によって解消するとされていました。 ところが、新米が出荷された後も価格は高騰したままです。農水省が発表した10月の新米の取引価格は、前の年と比べて1.5倍以上で推移しています。 スーパーさんようでも、コメは高値が続いているものの、現状は売れているといいます。 スーパーさんよう 新妻洋三 社長 「やっぱり米は大事。高いから(買うのを)やめようと、お米だけはそうはいかない。お米がなくなったら一番心配する」 今後のコメの価格について、都内の米店は「新米が流通した際、平年の2倍近い価格に設定されたことで、それが基準になってしまったため、価格が下がりづらくなってしまっている。今後、いつ下がるのかは見通しが立たない」としています。
TBS NEWS DIG Powered by JNN