日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング11位。30億超えで名門へ! 中央アジアのビッグタレントは?
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
11位:エルドル・ショムロドフ(ウズベキスタン代表) 生年月日:1995年6月29日 移籍先:ジェノア(イタリア)→ローマ(イタリア) 移籍金:1960万ユーロ(約31.3億円) 23/24リーグ戦成績:22試合3得点3アシスト ウズベキスタン代表の歴代最多得点者でもあるエルドル・ショムロドフがセリエAのジェノアからローマに移籍した際の移籍金(1960万ユーロ/約31.3億円)が11位にランクインした。 2014年に母国のウズベキスタンでプロデビューを飾ったショムロドフは、各国のリーグ戦での2桁得点を機にステップアップを遂げている。ウズベキスタンでは2016年にリーグ戦で2桁得点をあげる活躍を見せると、2017/18シーズンにロシア・プレミアリーグのロストフで海外挑戦をすることになる。 加入後2年間ではリーグ戦5得点と思うような結果を残せていなかったが、3年目の2019/20シーズンにはリーグ戦28試合に出場し11得点と、ここでも2桁得点を記録すると、翌シーズンには欧州5大リーグのひとつであるセリエAへの挑戦権を手にした。2019年はウズベキスタン代表の活動でも得点を量産しているショムロドフは、14試合で13得点という数字とともに国を背負うエースとしてもその実力を証明していた。 シーズン途中の加入ということもあり、イタリアのジェノアでは多少適応に苦しんだ様子もあったが、終盤戦で記録した6試合で5得点という活躍が同じ国内の強豪ローマの目に留まり、シーズン終了後の夏に移籍を果たしている。ローマではUEFAヨーロッパカンファレンスリーグを制し、ウズベキスタン人として初めてUEFA主要大会で優勝をした選手となった。
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