【チェアマンズスプリントプライズ】マッドクールは坂井瑠星騎手が乗ってラスト１０秒９ 池添調教師「今回改めて挑戦してみます」
◆チェアマンズスプリントプライズ・Ｇ１（４月２８日、香港・シャティン競馬場、芝１２００メートル）国内最終追い切り＝４月１７日、栗東トレセン 【データで見る】マッドクールの血統、戦績 高松宮記念で初のＧ１勝ちを決めたマッドクール（牡５歳、栗東・池添学厩舎、父ダークエンジェル）は、坂井瑠星騎手を背にＣＷコースで追い切った。道中はゆっくり走らせたが、最後の直線では自然と加速してめりはりのある内容だった。馬なりのまま、時計は６ハロン８４秒０―１０秒９だった。 見守った池添調教師は「全体の速い時計は要らないので、しまいの反応を見てほしいという指示。動きすぎなくらいだけど、向こう（香港）であまりやりたくないのでこれくらいでいいです」とうなずいた。 昨年１２月の香港スプリント（８着）に続く２度目の遠征となる。「検疫中も変わらず、体も５５０キロくらい。カイバ食いもいいので、これ以上落とさないように。前回の遠征が絶好調ではなかったので、今回改めて挑戦してみます」とトレーナー。Ｇ１タイトルを引っ提げて、リベンジを狙う。
報知新聞社
