町野修斗が「また戻りたい」と語るW杯の舞台 出場なしに終わった22年カタールW杯から約2年後の思い
ドイツ1部キールの元日本代表FW町野修斗(25)が18日、オンラインで取材に応じ、日本代表復帰への思いなどを明かした。22年のカタールW杯では追加招集でメンバー入りしたが出場はなし。その後は23年3月を最後に代表からは遠ざかっているが、26年の北中米W杯へ向け「一番の目標。達成したい。常に選ばれてもいい準備はしている」と熱い思いを明かした。 23年夏には当時ドイツ2部のキールに移籍し、1部昇格に貢献した。今季は1部で13試合4ゴールと奮闘しているが、チームはここまでわずか1勝で17位と降格圏に低迷。しかし世界トップクラスの選手も多いブンデスリーガでは、刺激も多い。フランクフルトのエジプト代表FWマームシュ(今季13ゴール)のプレーを「得点もできるしアシストもできる。僕も両方できるストライカーになりたい」と参考に。ボルシアMGのドイツ代表FWクラインディースト(同9ゴール)のプレーからは「ペナルティーエリア内の動き直しやポジション取りがうまく、守備も怠らずにやっている」と、ストライカーとしての動きを研究している。 22年のカタールW杯では出場機会がなかったが、「またあそこに戻りたい。試合には出ていないですけど、人生で一番興奮した試合だったので」と語る町野。そのために「前回は(アジア)予選から出ていなかったので、いきなり入っても(森保)監督も(W杯では)使いにくかったと思う。今は招集されていない中でも、1日も早く(代表に)戻って、信頼を勝ち取る必要がある、と思っています」。代表への思いを胸に、ドイツでの日々を過ごしている。
報知新聞社