アスリート俳優の森渉、“家事が苦手な人気声優”金田朋子との夫婦円満の秘訣を語る「家族3人が笑顔なら家がグチャグチャでもいい」
アスリート俳優として数々のスポーツバラエティ番組で活躍する森渉。2013年には10歳年上の人気声優・金田朋子と結婚。1人娘は今年小学生になった。奇想天外かつハイテンションな言動でお茶の間を賑わす金田は“家事できないキャラ”としても知られ、部屋の散らかりぶりをイジられることも多い。それでも家族が笑顔でいられる秘訣とは? オンラインサロン「森渉のわくわく親子運動部」や室内アスレチック施設「フォレスチックパーク」運営などで子どもたちの運動指導も行う森の家族観と育児論を聞いた。 【写真】『SASUKE』に出られそうな大ジャンプ!脅威の運動能力を持つ娘さん!運動や旅行を楽しむ森渉&金田朋子夫妻 ◆家事のペースが違って当たり前、家がグチャグチャでも「家族3人が笑顔でいることが大事」 ──奥さまが44歳で出産された娘さんも今年小学生になりました。子育てや夫婦関係で変化はありますか? 【森渉】 我が家の小学生が2人に増えたみたいな感じですね。妻は自由なキャラですので、出会った頃から小学生と接しているような感覚もあって(笑)。もちろん妻として愛している部分はありますが、娘が生まれる前から子育てをしているようなものでした。娘の入学式はもちろん感慨もありましたが、生活の延長線上にあるイベントで、何かが大きく変わったということもありません。 ──バラエティなどでは、度々「家事が苦手」と公言されている奥さまですが、育児は娘さんと同じ目線で遊ぶなど楽しんでいる印象です。家事、育児の夫婦分担はどのような割合ですか? 【森渉】 育児はイーブンだと思います。妻には全力で育児を楽しんでほしいし、僕はその様子を俯瞰で見ながら娘にとって必要だと思われることをフォローしています。家事は8対2で僕の方が多いですね。ただこの割合もあくまでペースの違いであって、床掃除で例えるなら僕が80%の面積にササッと掃除機をかけるタイプだとしたら、妻は自分のスイッチが入った時だけ20%の面積をものすごく集中して磨くタイプなんです。 ──よく夫婦で家事のペースが違うとギスギスすると言いますが…。 【森渉】 大前提として僕は妻が自分の所有物だと思ってないので、ペースは違って当たり前。「妻とは、夫とはこういうもの」という自分の価値観を押し付けていたら、相手が思い通りに動かなかった時にストレスが溜まりますよね。何より僕は家族3人が笑顔でいることを優先したいんです。家事も「家族のために」と嫌々やって身も心も疲れるくらいだったら、部屋が散らかっていた方がいい。それは妻もそうだし、僕だって仕事が忙しくて家事ができない時はあります。だから我が家はいつも足の踏み場もないくらいグチャグチャなんです(笑)。