マトリックス法によるテクニカル分析(2024/11/15)本格上昇開始!速すぎ?まだ行ける?【楽天ウォレット】
本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は4.5。前回「テクニカル的にはレンジをブレークして本格上昇期に入ったことを示唆」したが、そこから約300万円上昇、本格上昇期入りを鮮明とした。今後2-3か月のターゲットとしたヘッドアンドショルダーの倍返しの1562万円が見えてきた。 少し上昇ペースが速すぎる印象はあるが、まだもう少し上値余地はありそう。 なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSDのチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析
前回「1124万円をネックラインとする大きなヘッドアンドショルダーが完成、勝負あった形」で「このヘッドアンドショルダーの安値は686万円で、倍返しとなる1562万円が今後2-3か月の目途」と申し上げたが、そのターゲットに向かって順調に上値を伸ばしている。 但し、今後2-3か月と申し上げたが、既に1週間で1460万円まで上値を伸ばしている。これを少し早すぎと見て一旦スピード調整が入ると見るか、想定より勢いが強くこのままあっさりターゲットに達すると見るか、見方が分かれるところだが、素直に考えれば後者か。いずれにせよ年内には1562万円、ドル建てで見て10万ドル到達しそうだ。 評点:5
移動平均線
9日移動平均線も25日移動平均線も更に上向きとなり、前々回から申し上げている、本格上昇局面入りを強く示唆している。 評点:5
一目均衡表
3役好転継続中。転換線と基準線とが近づいているが、むしろ基準線がより上向きになり、より地合いが強くなったと解釈すべきか。 評点:5