役割分担とカリキュラム

　協定に当たっての各者の役割は、弊社東急電鉄が行政や教育機関、IT企業をつなぐハブとして機能をしながら、渋谷区教育委員会はカリキュラム開発に当たっての教育過程上の助言と学校との橋渡しを、IT各社は最先端のITスキルや、IT教育ノウハウの提供を行いまして、協定の締結により単発のイベントやサポートなど、一過性で終わらない継続した取り組みとしてサステナブルな教育モデルを構築してまいります。 　このプロジェクトは、渋谷だからこそ可能な官民連携による次世代教育モデルを実現することで、世界で活躍する次世代の人材を育成し、この先駆的な取り組みを通じて、他の自治体のリーディング、モデルケースとなりまして、日本のプログラミング教育を牽引してまいります。またそれらを通じて、SDGsの担い手、未来を担う、人づくりへ貢献してまいります。 　続きまして本プロジェクトの取り組みの詳細をご説明させていただきます。このプロジェクトでは社会で活躍する人材の育成という視点から、1つにはプログラミング的思考やスキル習得を目的としたカリキュラムの開発、教員研修および事業支援を行っていきます。また、子供たちの興味・関心の向上を目的としまして、ワークショップやイベントの開催、キャリア教育を行い、それら成果や内容の発信を積極的に進めてまいります。 　具体的に、カリキュラム開発についてご説明をさせていてだきます。IT各社のプログラミングに関する知識やノウハウと教育委員会、および教育現場、先生方との連携により、カリキュラムの開発、および継続的な開発を行います。役割分担としましては小学生低学年向けをディー・エヌ・エー、小学校高学年向けをサイバーエージェント、およびGMOインターネット、中学生向けをミクシィが担当する想定です。 　具体的にご紹介をさせていただきますと、こちらの写真にもありますけれども、ディー・エヌ・エー、サイバーエージェントではPC、タブレットを使ったビジュアルプログラムを中心としたカリキュラムを提供します。ディー・エヌ・エーの開発しました学習アプリ、プログラミングゼミは、今現在も渋谷区モデルとして区内の小学生に配布されているタブレット全てに導入が進んでおりまして、多くの子供たちが楽しみながらプログラミングを学んでいる状況です。