森さくら、世界ランキング11位に金星で2回戦へ＜卓球・WTTコンテンダーリオデジャネイロ2024＞
＜卓球・WTTコンテンダーリオデジャネイロ2024 日程：2024年5月20～26日 場所：リオデジャネイロ（ブラジル）＞ 23日、WTTコンテンダーリオデジャネイロ2024は4日目を迎え、男女シングルス1回戦と各ダブルス1回戦が終了した。
森さくらが世界ランキング11位を撃破
女子シングルス2回戦では、森さくら（日本生命）が世界ランキング11位、Tリーグにも参戦経験のあるアドリアーナ・ディアス（プエルトリコ）と対戦。第1ゲームを11-5と森が大きくディアス突き放してゲームを先取。 第2ゲームは粘り強く得点を重ねるディアスに対して、森が連続得点でなんとか逃げ切り、序盤のリードを守り切った森がゲームを連取する。第3ゲームはスタートから攻めていった森が3点先取。 森がそのままリードを保ち続け、11-7で第3ゲームも奪取。ストレートで森が勝利し、格上に対して金星を挙げた。 その他、女子シングルスに出場した早田ひな（日本生命）、佐藤瞳（ミキハウス）、橋本帆乃香（ミキハウス）、長﨑美柚（木下グループ）の女子日本選手全員がストレートで勝利し、2回戦進出を決めている。 女子ダブルスでは、長﨑/森ペアがサビーネ・ウィンター/シャン・シャオナ（ドイツ）ペアと対戦。第1ゲームを日本ペアが先取するも、競り合いとなった第2ゲームをドイツペアが取り返す。 第3、4ゲームはドイツペアがそのままの勢いで奪取し、ゲームカウント1-3で日本ペアが敗退。長崎/森ペアは1回戦で姿を消した。また、佐藤/橋本ペアは1回戦をストレートで快勝しており、2回戦で長崎/森ペアを破ったウィンター/シャオナペアと対戦する。
男子は田中、戸上が2回戦へ
男子シングルス1回戦では、田中佑汰（個人）、戸上隼輔（井村屋グループ）、張本智和（智和企画）が登場。 田中はティアゴ・アポロニア（ポルトガル）と対戦。第1、2ゲームをテンポよく連取するも、デュースとなった第3ゲームはアポロニアが奪取する。しかし、再び競り合いとなった第4ゲームは田中が取り切り、ゲームカウント3-1で田中が勝利。2回戦進出を決めた。 戸上は、地元ブラジルのビトル・イシイ（ブラジル）と対戦。第1ゲームを11-9でイシイが先取するも、第2、3ゲームは戸上が取り返す展開に。しかし、第4ゲームはイシイが粘り強く戦い、デュースの末にフルゲームに突入する。 第5ゲームは気迫を出していった戸上がもぎ取り、フルゲームの末に戸上が勝利。苦しい試合を乗り越え2回戦進出を決めた。 張本はステファン・メンゲル（ドイツ）と対戦。第1ゲームを張本が先取するも、第2、3ゲームをメンゲルに連取され、追い詰められる展開に。 第4ゲームは張本が取り返してフルゲームに突入するも、デュースの大接戦となった第5ゲームは、勢いのあるメンゲルに軍配。ゲームカウント3-2でメンゲルが勝利し、張本が悔しくも1回戦敗退となった。 また、混合ダブルス1回戦には、張本/早田ペアと予選上がりの田中/長崎ペアが登場。両ペアとも初戦を3-1で勝利しており、8強入りを決めている。 24日には、男女シングルス2回戦、各ダブルス準々決勝が行われる。
