日本ハム、ファイナル初戦落とし0勝2敗…エース伊藤が満を持して登板も4失点、仁志氏「要所の1球が効かなかった」
◆ ファーストステージは温存、満を持して登板も… 日本ハムはCSファイナルステージ初戦に2-5で敗戦。ソフトバンクの優勝アドバンテージ含め、対戦成績は0勝2敗となった。 ロッテとのファーストステージでは登板せず、満を持してCS初マウンドに上がった先発の伊藤大海だったが、2回に一死から3連打を浴び先制点を献上。1-1の同点に追いついてもらった直後の3回は、二死一塁で4番・山川穂高に中越えの適時二塁打を許し再び勝ち越し点を奪われた。 4回は6番・今宮健太、5回は3番・栗原陵矢にそれぞれソロ本塁打を浴び、6回途中10安打4失点で降板。新庄剛志監督の期待に応えられずCS初黒星を喫した。 16日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でこの試合の解説を務めた館山昌平氏は、伊藤の投球内容について「ストレートは走っていたと思います。ただ、スライダーとフォークを決め球に持ってくるなかで、川瀬選手が非常にいいところで打って、先に決め球を消した」と推測。川瀬には初回の第1打席にスライダー、3回の第2打席はフォークをいずれも中前へ弾き返されており、館山氏は「真っ直ぐに頼らざるを得なくなった。球数がかかったのも川瀬選手の打撃(の影響)」と結論づけた。 同じく解説者として出演した仁志敏久氏は、伊藤について「三振を取るシーンなんかを見ていると、ボール自体はそんなに悪くないと思うんですが、館山さんが言ったように、要所の1球が効かなかった」と指摘。また「ソフトバンク打線が上手く打った」と、9月18日の前回対戦では完封負けを喫し、レギュラーシーズン通算で1勝4敗と伊藤に苦戦していた鷹打線がキッチリと対策していた点を評価した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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