「急速充電」はバッテリーが劣化するって本当ですか?【スマホのプロが解説】
◆急速充電で充電時間が3分の1に!?
ちなみに、急速充電を行うためには「急速充電に対応したデバイス」と「急速充電に対応した充電器」が必要になります。iPhoneの場合、受け入れられる電力の上限値が決まっており、その電力を給電できる充電器が必要です。 例えばiPhone 15シリーズの場合、受け入れられる電力の上限は約30W。このiPhoneに対して、5Wしか給電できない充電器を使用すると、フル充電までに4時間程度かかります。しかし30W以上の給電が可能な充電器を使用すれば、おおよそ1.5時間程度でフル充電が完了します。 「充電に時間がかかり過ぎる」と悩んでいる方は、充電器の見直しを検討してみるといいかもしれません。 この記事の筆者:ばんか 月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
ばんか