【BD】冨澤大智が半年ぶり復帰戦で勝利、空手家よしきまるとの接戦制する
格闘技イベント『BreakingDown 14』 2024年12月8日(日)さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ) ▼第19試合 フェザー級ワンマッチ キックルール ●よしきまる 延長判定2-3 〇冨澤大智 【フォト】接戦で勝利も号泣!涙目になった冨澤の顔 よしきまるは本名・下川哲槻、BDにも参戦する「シモミシュラン」の実弟で、フルコンタクト空手のジュニア・一般ともに実績を上げてきた。BDでは4戦無敗、当たれば倒せる蹴り技を武器とする。 冨澤はBDの人気ファイターだったが、今年6月のBD12で、バンタム級王者・井原に敗北して以来消息不明に。今回半年ぶりの復帰戦となる。 試合前には、朝倉未来が「さすがによしきまる君勝ったら、次はタイトル戦じゃないかな」と挑戦者権を匂わせていた。 試合はよしきまるがいきなりの右ハイ。よしきまるはステップでローも、サウスポーの冨澤は接近しパンチ、得意のボディヒザを狙う。距離が嚙み合わないまま、ゴング。 ジャッジは5者ドローに。 延長はよしきまるはインローを蹴りまくるも、パンチの打ち合いは避ける。冨澤は前に出てコンパクトなパンチも、よしきまるはブロックから徹底してロー、クリンチ。有効打はよしきまるか。 判定は3-2の僅差で冨澤に。解説陣4名は2対2、最後のオーディエンスで冨澤が支持され決定した。よしきまるは両手を小さく上げWHY?ポーズ。 勝利した冨澤はマイクで「つまんない試合しちゃってすみません」と号泣。毎日の苦しい練習を語り「少しだけ報われた気がしました」とコメント。「またちゃんと格闘家になれるように努力したいと思います」と言い残し去った。