「高みに行くために…」宮本恒靖会長がニルス・ニールセン監督を招聘した理由は?なでしこジャパンはW杯で「非常に高い評価」
日本サッカー協会(JFA)は18日、なでしこジャパン(日本女子代表)の新指揮官に就任したニルス・ニールセン監督の会見を行った。新指揮官とともに今後FIFA女子ワールドカップやロス五輪出場を目指す。この会見に出席したJFAの宮本恒靖会長が新監督を招聘した理由などを語っている。 【一覧表】女子サッカー最新FIFAランキング。なでしこジャパンの順位は? 宮本会長は会見で「自分が会長になった時のマニフェストには、女子サッカーの拡大ということを謳っています。その文脈からすると、やはりなでしこが再び世界一に返り咲くということは非常に重要なことです」とまずその想いを語った。加えて、宮本会長は初の外国人監督を探していた理由に「その可能性を探るために、今までは日本人の監督の方にお願いをしていましたけれども、それを実現するためにどういうことが必要なのかという時に、外国人の指導者の方も候補に入れながら、選定をしていました」と説明した。 さらに、ニールセン監督を招聘した理由には「重要だと感じていたのは国際試合と大会の経験、また日本の女子のサッカーを知っている。日本人選手を知っている。日本のサッカーがどうなっていくことをイメージできるのかとかいったものが必要な判断に、必要な材料」となっていたと明かしている。 宮本会長は「日本の女子代表は、去年のW杯でも非常に高い評価を受けていました。今年の五輪に関しても、良い戦いをしてくれたところもありました。しかし、やはりもう少しやり方を改善できればというところがあったのが事実だと。そういったものをぜひニールセンさん、昨日からちょっとお会いする時にお話ししてるんですけども、どんなやり方がいいのかということですけど、彼に更なる高みに行くために、ぜひ力をかしてもらいたいと思います」と意気込んでいる。
フットボールチャンネル編集部