厳選【やさしいバー】東京6選 好みの蒸留酒にきっと出合える!《店主直伝・家飲みレシピ付》
初めてでもアブサンと仲良くなれるバー『The Condition Green(コンディショングリーン)』@中目黒
アブサンは薬草を漬けた蒸留酒。ニガヨモギを筆頭にアニスやフェンネルなど様々なハーブが使われている。世界的には愛好家も多いが、日本ではまだ馴染みが薄く、飲む機会は少ないかもしれない。そんなアブサンを100種類以上も揃えているのがここ。その品揃えはプロのバーテンダーも目を見張るほどだ。 「若いときによく知らずに飲んで、その先入観から苦手という方も多いんですよ。でも正しい飲み方をしてもらうと、こんなにおいしいお酒だったのかと感動してもらえるのがうれしくて」と店主の前所さん。 WhiteBloodyMary1540円、SummerLoveTriangle1540円 ストレートで飲むイメージのアブサンだが、アルコール度数は60度前後と高い。そこで割って飲むのがおすすめという。気軽なソーダ割りや水割りもいいが、アブサンを引き立てるカクテルも前所さんの得意技。プリンに見立てたり、鰹節をトッピングしたり、アブサンの可能性は無限大と教えてくれる。 昔から多くの芸術家に愛されたアブサンはファンキーなデザインのラベルも多く、迷ったらジャケ買い感覚で選ぶのも楽しい。とはいえ度数はやはり高いので、飲み方は相談しながらで。 【家飲みレシピ】きゅうり入りソーダ割り アブサンの香りに合うきゅうりを使ったソーダ割り。グラスに氷、お好みのアブサン(あればスイス産がおすすめ)20ml、炭酸水をグラスの8分目まで入れて混ぜる。ピーラーで薄切りにしたきゅうりを入れる。 [住所]東京都目黒区上目黒5-4-8 [電話]050-1091-4424 [営業時間]バー:17時~24時(金・土は~翌2時)、カフェ:火・水10時~15時 [休日]バー:水・日、カフェ:火・水以外すべて [交通]東急東横線ほか中目黒駅中央口、東急田園都市線池尻大橋駅東口からともに徒歩15分 撮影/松永直子(Antonic)、西崎進也(THE HISAKA、dillydally、どんまるてぃん、The Condition Green)、貝塚隆(Gatito)、取材/芦谷日菜乃(Antonic)、岡本ジュン(THE HISAKA、Gatito、The Condition Green)、白鳥紀久子(dillydally、どんまるてぃん) ※2024年9月号発売時点の情報です。