豪快!「みこしまくり」 400年以上続く伝統の祭りに歓声【長野・木曽町】
23日夜、木曽町で「天下の奇祭」と呼ばれる「みこしまくり」が開かれました。 400キロ近いみこしが転がる様子に、歓声が上がりました。 「惣助、幸助!」の掛け声とともに、豪快にみこしを転がします。木曽町福島の水無神社例大祭「みこしまくり」です。この祭りは最後にはみこしを壊してしまうことから、「天下の奇祭」と呼ばれます。 「惣助、幸助!」の掛け声は、木曽から飛騨の国へ出稼ぎに出ていた兄弟のこと。 2人が戦乱から神様を逃がすためにみこしで運び出し、転がしながら木曽へ避難させたというのが祭りの起源とされています。 ■木曽町の男性 「みこしが壊れていく衝撃がたまらないですね。もう最高です」 400年以上続く奇祭に、木曽の街が熱く盛り上がりました。