【展望】四国4強の高知がリードか、14日に初戦 明徳義塾は2年ぶりの夏王座奪回狙う/高知
<高校野球高知大会・組み合わせ抽選会>◇29日 今春のセンバツに出場し、四国大会ベスト4で、第1シードの高知がリードか。今秋のドラフト候補右腕で、昨春と今春の甲子園4試合で11回1/3を3失点の平悠真投手(3年)がチームを引っ張る。初戦は、14日に伊野商-室戸・嶺北・高知海洋・幡多農・清水の勝者と対決する。 今春県王者で、22回の夏の甲子園出場経験を持つ明徳義塾もプロ注目の山畑真南斗内野手(3年)を軸に、第2シードから2年ぶりとなる夏の王座奪回を目指す。土佐塾-安芸の勝者と対戦する15日が初戦となる。 過去に23回夏の県大会で優勝しており、今春は県決勝で明徳義塾と接戦を演じ、タイブレークの末に惜敗した高知商が第3シード。15日の初戦で、高知高専-檮原(ゆすはら)の勝者と戦う。 昨夏王者の高知中央はノーシードから2連覇を目指す。15日に高知国際-高知追手前の勝者との初戦を迎える。ともに勝ち上がれば、2戦目となる準々決勝で高知商と対戦する。 春の県大会準決勝で1試合2本塁打を放った山下奏翔(かなと)内野手(3年)擁する岡豊(おこう)は14日に、宿毛工-高知工の勝者との初戦を14日に行うことが決定した。 いずれも2回戦からの登場。強豪ぞろいで混戦模様となることも予想される。