【ご飯】新米を炊飯器でおいしく炊くコツとは? ゴシゴシ研ぐはNG タイガー魔法瓶が“技”解説
スーパーなどに新米が並び、白米がおいしい季節を迎えました。サーモンやサンマ、カボチャ、ゴボウなどの秋の味覚と一緒にホクホクの白米を一緒に頬張るのが楽しみでならないという人も多いのではないでしょうか。そこで、炊飯器でおいしく米を炊く方法を、タイガー魔法瓶ソリューショングループ商品企画第一チーム・マネージャー炊飯器商品企画担当の辻本篤史さんに聞きました。 【マジで?】ついついやっちゃう! “ご飯”がマズくなるNG行為がコレです!
米はゴシゴシでなく、優しく研ぐ
Q.新米をよりおいしく食べるには、どのように米を研げばよいのでしょうか。 辻本さん「炊飯器でおいしく新米を炊くコツとして、新米は米粒が柔らかく食感が損なわれやすいため、短時間で優しく洗うようにしてください。ゴシゴシと米を研ぐ方がいるのですが、昨今の精米技術は素晴らしく、洗いすぎるとお米の欠けやヒビ割れにつながるため『優しく洗う』ことを意識して洗米するほうがおいしいご飯が炊けます。また特に水分量が多い新米は、水に長くつけてしまうと、炊きあがりがべたついてしまう可能性があるため、手早く炊飯していただくのがお勧めです」 Q.新米は、どのような水を使って、どのように炊くのがよいのでしょうか。 辻本さん「新米に限らず、お米の洗い始めは、お米が水を吸いやすく、とぎ汁の匂いがお米に染み付く可能性があるため、最初から2回くらいはお米をさっとすすいでいただき、その後にお米を洗っていただければと思います。また、水温が高いと早く吸水するため、ぬるいお湯や水を使うと、とぎ汁の匂いがお米に染み付きやすくなるため、冷たい水を使いましょう。水道水で十分おいしく炊けますが、気になる方は、特に洗い始めと炊飯ボタンを押す直前の水は、浄水やミネラルウォーター(軟水)をお使いください。硬水は、お米がべたつく可能性があるため、避けた方がいいです」 Q.他にも、新米をおいしく食べるコツがあれば教えてください。 辻本さん「新米は水分量が多くべたつくのを防ぐため、『予約メニュー』などは使わず、洗米したらすぐに炊飯していただくのがお勧めです。最初は、内なべの水目盛りに合わせてご飯を炊いていただければと思いますが、もし炊きあがりのべたつきが気になるようであれば、次回から水目盛りの少し下に水面が来るように調節いただければと思います」
オトナンサー編集部