テレビ山梨

18日、山梨県北杜市の乗馬施設で馬にえさやりをしていた4歳の女の子が指先を馬にかみ切られました。 獣医師に一般の人が馬にえさやりをする時の注意点を聞きました。 【写真を見る】4歳の女の子　馬に中指の先端を噛み切られる　獣医師が指摘する馬の噛む力 事故があったのは北杜市小淵沢町の乗馬施設「八ヶ岳ロングライディング」です。 警察によりますと18日午後2時過ぎ、4歳の女の子が馬にえさやりの体験をしていたところ、右手中指の先端をかみ切られました。 女の子は神奈川県藤沢市から観光で家族と施設を訪れていて、エサは施設内で販売していたものだったということです。 馬の診療もする甲府市の獣医師が指摘するのは馬の噛む力です。 野村獣医科 野村努獣医師: 「昔から牛飲馬食というくらい馬は良く食べる」 「馬の体重の2％は普通に食べるから消化器官として咀嚼する力が重要になってくる」 ー人間の指をまみきることはありうる? 「ありうると思います。特に小さいおこさんだったら ありうると思う」 また、一般の人がエサをやる際の注意点は? 野村獣医師: 「小さいお子さんが指を食べ物をつまんだ状態で（エサを）あげてれば食べ物と一緒にパクって噛む可能性はありえます」「手を広げた状態であれば、まず大丈夫なはずです」 今回の事故について警察は業務上過失傷害の疑いも視野に調べています。