吉高由里子「乙丸」矢部太郎の出現に絶叫ビックリ 「台本に書いてない」
NHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公の藤式部(まひろ)を演じている吉高由里子が6日、同局の「あさイチ」にゲスト生出演。あと2回を残すところとなったドラマについて語る中、サプライズに悲鳴のような大きな声で立ち上がる一幕があった。 「ネタバレだよね。私だって言わないように頑張ってるのに」「メイクが薄い! アッハッハ」などと奔放なトークを繰り広げていた吉高が「アーッアーッ」と叫んで席を立ち、飛び跳ねるように前へ移動したのは放送開始から20分過ぎ、番組後半にさしかかったところだった。 隣に離れて座っていた博多大吉の目の前にまで飛びだした吉高。「ビックリした。足踏んだ、足踏んだ!」。大吉が「全然、全然、全然、全然、踏んでない」と安心させた後も「ちょっと~ビックリした。ねぇ、誰も言ってない。何これ~」と笑顔ながら両手で口を押え、全身で驚きを示していた。 驚かせたのは、ドラマで藤式部の従者・乙丸を演じる矢部太郎のサプライズ登場。話題が乙丸と藤原道長(柄本佑)の従者・百舌彦(本多力)に移っていた時だった。 ひそかな人気を呼んでいるという乙丸と百舌彦は、初回から息長く出演している。矢部のパネルを手にした大吉が「定番として、こういう芸人さんが大河出てくると、だいたい途中でいなくなるじゃないですか」。吉高も「疫病の時代に死んでしまいそうな感じなんですけど」と応じ、「本当かわいい、癒しの矢部さんもそうですし、乙丸というキャラもそうです、すごくこう…」と続けていた最中、左脇から矢部が現れたのだった。 驚がくの吉高は、とりあえず矢部と握手し「あと10分もないよ。この番組(国会中継のため短縮放送)」。矢部は「お方様のために」とご主人への忠誠心を示した。大吉は矢部に「この(ドラマの)格好で来れないから私服で来たところ、不審者感丸出し」とツッコミ。矢部はしきりに手を振りながら「サプライズだけどこんなにビックリさせるつもりはなかったんです」。それでも吉高は「ちょっと何。いつから、エ~やだ~何これ。台本にそんなくだり書いてなかったのに」と驚きが収まらなかったが、最後は「ごめんなさい、大きな声で朝から」とフォローして約1分間のドタバタ劇は終わった。
東スポWEB