日本ハムD5位・山県秀、早大の卒論テーマは「企業の投資リスク」
日本ハムのドラフト5位・山県秀内野手(22)=早大=が9日、「企業の投資リスク」をテーマに卒業論文を執筆したことを明かした。政府が「貯蓄から投資へ」を推進する中、山県は金融投資について「リスクの方が大きい。まだいかなくて(投資をしなくて)いいのかな」と語ったが、野球では積極的に〝投資〟している。 その一つが水。「運動量に対して水分量がついていかないので、水分を意識して取れるように」と、寮の部屋には1ケース24本入りの500mlの水を定期的に購入。新潟県三条市生まれの山県は、県内の津南町の天然水がお気に入りで「一日に3リットルぐらい飲めたら」と目安をあげた。 堅い遊撃守備が持ち味のルーキーはこの日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で行われた新人合同自主トレーニング(2日目)に参加し、キャッチボールやノックなどで精力的に汗を流した。「短い時間でもしっかり体に刺激が入るような練習になっている。よく動けているので、そこは少し安心をしています」と充実感をにじませた。(加藤次郎)