「養成所時代の競走スピードとは全く違う」浅井康太の弟子、19歳の新人ガールズ選手が力不足を実感/大宮競輪
大宮競輪のモーニング「スピードチャンネル・スカパー杯(F2)」が18日に初日を迎える。1Rに登場する新人、伊藤優里(19歳・三重=126期)に話を聞いてきた。 在所成績は20勝して5位。養成所時代は逃げまくっていた。それは本格デビューしてからも同じだが本人の感想は「すべて足りない」の一言。 「まず先輩達の走り方が違う。養成所時代の競走スピードとは全く違った」と力不足を実感。 「練習は兄達(裕貴・100期、稔真・111期)としっかりやっている。師匠(浅井康太)とは中々会えず、私がレースから帰ってくると師匠がレースに参加してたり、その逆だったりで…。バンク練習を中心に街道練習もちょっと取り入れて仕上げてきました」 500バンクでの競走は今回が初めてだが「国体で宇都宮バンクを走ったことはあります。でもガールズケイリンの競走とは違うと思うので…」と大宮バンクで走る不安はかなりあるようだ。 本格デビュー期の今期、現時点で競走得点は48点66。苦戦している。しかし記者が思うのは新人が最初の期で48点取れていれば立派!! このままガールズケイリンの競走ペースに慣れてくればすぐに50点、いや53~54点とシリーズを引っ張るくらいの点数、脚力になっていくだろう。そのきっかけが今回の500バンク、大宮かも知れない。大化けする可能性がある19歳から目が離せない(アオケイ・本田記者)