生田絵梨花が“心のほぐし方”を知った、ラジオの魅力とは。自身が眠れないときに聴くことも
役者業から音楽など幅広く活躍する生田絵梨花。ラジオでは、J-WAVE『Volkswagen DRIVING WITH YOU』(毎週日曜12:00-12:54)をレギュラーでナビゲートしている。生田がドライブトークのように近況を語るほか、リスナーと相互コミュニケーションする企画も展開する、おだやかな雰囲気を持った番組だ。 生田は、ラジオで発信することにどんな意義を感じているのだろうか。また、番組を通して実現したいことは? 9月8日の放送で番組初のゲストとして登場したシンガーソングライターの竹内まりやとのエピソードも含めて、J-WAVE NEWSで話を聞いた。
ラジオに感じる心地よさを、自分の番組でも
──2024年4月からスタートした『Volkswagen DRIVING WITH YOU』。番組収録を重ねてどんな感想をお持ちですか? ラジオのレギュラー番組を持つのは初めてだったので、最初は何を喋ったらいいか、どういう風にやっていいのか、探り探りでした。でも、最近はようやく気張らずに喋れるようになってきたので、すごく楽しいです。自分の言葉を定期的にファンやリスナーのみなさんに届ける機会はあまり多くないので、そういう場所が持てることをありがたく思います。 ──日曜お昼という放送時間にぴったりなリラックスした雰囲気が漂っていますが、慣れてきたのは最近なんですね。番組は、生田さんのお食事の時間も聴きどころですね。 そうなんです、お食事コーナーがあるんです。全国各地をドライブで巡るような妄想を広げながら、オススメスポットやグルメなどを紹介するなかで、各地のグルメを実際に試食するコーナーも生まれて。ありがたく楽しませていただいています。 ──番組SNSでは実際に試食したものを画像で紹介しています。おもしろい連動ですよね。 ラジオだけ聴くと、ほぼほぼASMRみたいなコーナーなんです(笑)。でも、リスナーのみさんにきちんと味を伝えられるよう、食レポはしっかりやろうと意識しています。 ──番組がスタートする際に、Xの「生田絵梨花-STAFF」アカウントでは、「念願だったラジオ番組」と投稿されていました。生田さんはそもそもラジオ番組をどのように捉えていたのでしょうか? 以前はファンの方に発信する機会が多かったのですが、最近では減っていることもあって、「近況を伝えられるようなラジオ番組ができたら素敵だな」という思いがあったんです。 ──音楽活動も積極的に行い、他にもミュージカル・声優など声に関する仕事を頻繁にしていますが、生田さんから見た音声メディアの魅力とは? 私は眠れないときにラジオをよく聴いているんです。ひとりぼっちな感覚が薄まって、どこか安心できるというか。仕事のことで悩んでいたりしても、誰かの話を聴くことで、その思考から少し離れることができる。そういう心地よさを感じているので、私のラジオも、誰かにとってそんな存在になれたらうれしいですね。